【文法のポイント!!】敬語表現は絶対でしょ!!それ以外にもヤマ張ってみました!!
メチャクチャ面倒なのが、敬語表現。間違いなく先生は問題にしてきます。尊敬語なのか謙譲語なのか、さらに誰から誰への敬意なのかしっかりとノートを詠み返して確認が必要です。
敬語表現は【花山天皇の出家】でも解説していますのでそちらも確認してみてください。【主語】にあたる人物を尊敬している場合は尊敬語、【目的語】になっている人物への敬意であれば謙譲語です。例えば【先生がのたまふ】なら「のたまって」るのは『先生』です。だから尊敬語。敬意の対象は「先生」。【A君が先生に申す】場合は『先生に』申し上げているわけです。だから目的語への敬意で謙譲語。対象はやっぱり「先生」ということになります。
もちろん、助動詞も出てくるでしょうし、なかなか厄介です。
ここで一つ、ヤマを張るとしたら、『いまふたたび』は出題されるんじゃないかなあ?普通なら『再び』だと思うでしょ?でも『二度』って意味なんですよ。ここは内容的にも問われてもいいんじゃないか、と。
それから、【大鏡】は藤原道長推しの作品ですので道長を褒めちぎるのですが、このお話でももちろん道長推しです。
ですので、【道長をどういう人物として描いているか】などと言うような問題も定期試験では出そうですね。
【作品データとあらすじ】流れは分かりやすいです。道長の性格をしっかり押さえておきましょう。
帥殿がカワイソウ、と思ったのは自分だけじゃないと思います。
上でも書いていますが、道長推しの【大鏡】ですので、若い頃からの道長の自信に満ち溢れた姿が描かれています。
中の関白殿(帥殿のお父さん)が帥殿を勝たせようと、いらないことを言ってしまったために、道長の尻尾を踏んじゃったわけですね。とはいえ、勝負に勝ったと思ったら横やり入れられて、しかも相手にめちゃくちゃ有利な条件出されたら怒るのも分からんでもないです。
しかし、そうだとしても現職の関白を前にして『俺が関白になるのなら…』とか『我が家から中宮や帝が出るのなら…』とか言っちゃうあたりは、常人とは思えません。畏れ多いことをあっさりやっちゃう道長様!!カッコいい!!って世継(大鏡の語り部)が思っちゃったんだね、きっと(笑)
【『道長と伊周ー弓争ひー』の授業ノートはこちらです。】画像とPDFの好きな方をご覧ください。
『道長と伊周ー弓争ひー』は様々な教科書に掲載されている題材ですので、漢字などに違いがある場合があります。内容は同じです。当サイトの原文は第一学習社に合わせて作っています。


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敬語表現などに注意して勉強して、このテストで確認してみてください。


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