【文法のポイント】大鏡といえば敬語表現‼助動詞・助詞についてもテスト前にチェックしておこう‼
大鏡は敬語表現がめちゃくちゃ多い単元です。
『道長の豪胆(肝だめし)』では道長以外に花山天皇、道隆、道兼と敬意を表す登場人物がたくさん出てきます。
当然先生も出題すること間違いなしですので、テスト勉強をする際には絶対外せません。
それから助動詞、これは様々なものが出てきますが、例えば『る』の識別や『なむ』の識別のようなものは問われやすいので識別できるようにしておきましょう。
助詞も打消の接続助詞『で』が入試でも問われますのでしっかりチェックです。
形容詞も地味に多いです。これは意味が問われることも多々あります。例えば『ずちなし』『さうざうし』などは過去に問われています。
【内容に関する問題】道長と兄二人の対照的な行動が問われます。
この作品では道長と兄二人(道隆・道兼)が対照的に描かれています。
三人の行動の違いとその理由、また、道長の性格のわかる表現や描写などはしっかりチェックしておきましょう。
現代語訳についても問題にされることが多いので、単語の意味もしっかり覚えておくことが必要です。例えば『かきたれ雨』とか…
道長の性格が問われることも…。
授業で先生が板書している時は問われる可能性大です‼
- 作品ジャンル:歴史物語
- 成立年代:平安時代後期
- 作者:未詳
これより前に書かれた『栄花物語』のような道長賛美がなく、複数の視点から権力をめぐる政治的人物像が描かれている。歴史物語の最高峰とされている。
「今鏡」「水鏡」「増鏡」と合わせて「四鏡」と呼ばれている。登場人物は大宅世継、夏山繁樹、若侍の3人で対話形式で文徳天皇から後一条天皇までの170年間、藤原摂関家全盛時代の歴史が描かれる。
【道長の豪胆(肝だめし)】授業ノートはこちらです。画像とPDFの好きな方をご覧ください。
『道長の豪胆(肝だめし)』は様々な教科書に掲載されている題材ですので、漢字などに違いがある場合があります。内容は同じです。当サイトの原文は第一学習社に合わせて作っています。
画像で文字がぼやけてしまう場合は、PDF版をご利用ください。
コメント