【文法のポイント!!】主語の省略、敬語表現に注意!!
源氏物語は主語の省略されている箇所多く、そのため、「今、誰が何してるの?」となりがちです。単語もとりづらいものが多いこともあり、難易度は高めです。特に桐壺(光る君の誕生)は説明回で物語に動きがないため、文脈判断しづらいのも特徴です。そのため、きちんと単語の意味を覚える必要があります。
また、定期試験では敬語の種類、敬意の対象が問われることが多いです。
会話文ではない部分、これを地の文と言いますが、地の文においては敬意の元は必ず作者になります。そして、カギカッコ内の会話文では話し手からの敬意となります。前半は主に帝への敬意となりますが、後半は様々な人物が登場しますので注意が必要です。
大学受験でも源氏物語はたまに出てきます。また、「狭衣物語」など、受験に頻出の作品には主語の省略が多いです。慣れるためにもきっちり勉強しておけば、後々役に立ちますよ!!
【あらすじ】マジで帝何なんだ!?ってなること間違いなしで桐壺ちゃんがカワイソウ…。
宮中に仕える中に身分はそれほどでもないものの帝の寵愛を受けている女の子がいました。当然周囲のやっかみを受けてイジメられています。その結果、病気がちになって実家と宮中を行き来するようになりました。ところが、帝は自分のせいとも思わずにむしろ周囲に遠慮することもなくますますべったり。周囲の貴族たちからも苦々しく思われるし、世間でも噂になってしまいます。
それでも、帝からの愛情だけを頼りに女の子は宮仕えを続けました。
女の子の身の上は、父親であった大納言が既に亡くなっていたため、後ろ盾になってくれる人もいません。残された女の子のお母さんは、女の子のために他の家と同じように儀式などもしますが、やはり何かあったときは父親がいないことで不安はありました。
さて、そんな女の子でしたが、なんと帝との間に子供を授かります。当然帝は女の子との子にメロメロ。もともと第一皇子が正妻との間にいたのですが、女の子の子供が第一皇子になってしまうのではないか、と正妻が疑うほどです。
こうして多くの恨みを買いまくった女の子は、こんなことなら寵愛などいただかない方が幸せだった、と思うほどのつらい身の上でした。彼女のお部屋の名前は『桐壺』。その子は後の光源氏です。
うーん、もうちょっと帝も考えて動けよな(笑)ってなりますが、古文において色ボケした帝って結構出てくるんですけど、だいたいこんな感じで自己中です。いや、これは新手のオレ様キャラ…なのか?
【桐壺・光る君の誕生】授業ノートはこちらです。画像とPDFの好きな方をご覧ください。



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