【定期テストのポイント!! 】高校で習う単元としては最高難度なので、基本に忠実に勉強しよう!!
『須磨の秋』はめちゃくちゃ難しい単元ですので、テストに何が出るのか不安しかないと思いますが、基本に忠実に勉強しましょう。
- 単語の読み方
- 言葉の意味
- 助動詞の意味と活用形
- 助詞の種類と意味
- 敬語表現の種類と敬意の対象
- 動詞の主語
書き出してみましたが、これだけでもかなり勉強量が多く、そもそもこの作品は文章が長いので、前もって始めておくべきではあります。予習段階から上記のポイントに注意しておくとなお良いでしょう。
単語の読み方は例えば「今宵」「四方」「御衣」などなど、文章に目を通してみて「読めない!!」ってなったらメモしておいて覚えるといいと思います。言葉の意味も例えば動詞だと「まがふ」とか形容詞だと「あいなう」なんかは入試にも頻出なのでよく問われそうです。内容が非常に難しいので定期テストでもこういった単語の意味はむしろ問われる可能性が高いです。
助動詞ももちろんチェックが必要です。どれが重要かと言われたら…どれも重要としか言えないかな…。
同様に助詞も確認しておきましょう。この単元を習うのは高校でも後半だと思われますので、助詞を授業中にしっかりやっている可能性があります。その場合は特に助詞の種類(格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞・間投助詞など)と意味、どちらも問われる可能性が高いです。
さらに源氏物語は主語の省略が多くあります。受験では前後の文脈判断、敬語表現等で判断するのですが、事前に覚えておける定期試験では、暗記も悪くない作戦だと思います。敬語表現の敬意の対象に関しても同様です。地の文だと「筆者から」だいたいは「源氏に」対する敬意ですが、それ以外だけを覚えておく、などすれば覚える量もグッと減ると思います。
菅原道真の漢詩の一部も登場しますが、ぶっちゃけ、既に難しいのにそんなのぶっこんでこないで欲しい。
でも多分テストに出ますので、大宰府とか菅原道真とかって単語も覚えておきましょう。
【あらすじ】須磨に流された源氏の日々。京に帰りたい!!ってのが基本。あとは並々ならぬ源氏推し!!
ひたすら源氏アゲな前半。
お経を読ませたら声がいい、絵を描かせれば当代一の絵師に色を塗らせたい、なんてお付きの人たちに思わせる、など、初見だと源氏推しが過ぎるんじゃないか、と思ったりします。イメージしやすくなるのは確かですが、下着の色まで細かくねっとりと描く紫式部さんハンパないなあ、とも。
後半は都が恋しくて恋しくてたまらん、という展開。色んな人が和歌を詠みますが、それほど難しくないのが救いです。
それから、朱雀帝(源氏の腹違いの兄)との関係にも触れてたりします。(朱雀帝は源氏を須磨に流したくはなかったそうです。)
【須磨の秋】授業ノートはこちらです。画像とPDFの好きな方をご覧ください。





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